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Japanese Enhanced Graphics Adapter : ウィキペディア日本語版 | Japanese Enhanced Graphics Adapter JEGA (Japanese Enhanced Graphics Adapter) は、アスキー/マイクロソフトらによる共同規格である PC/AT の日本語対応版、「AX」に採用されたグラフィックアダプタ。EGA 上位互換だが 640x480 の解像度(解像度は同じだがその後に出たVGAとは互換性はない)を持ち 4:3 画面上でアスペクト比率 1:1 を実現、Shift_JIS コードをそのまま表示できる漢字 ROM など、PC-9801 を強く意識した日本語対応の拡張機能を持つ。JEGA カードと AX-DOS の単体販売は行われず、原則として「AX パソコンの構成部品」として扱われた。 == JEGA == JEGAでは、Chips&TechnologiesのEGA上位互換ビデオチップP82C435とアスキーのJEGAチップV6367を組み合わせて採用した。 テキスト(文字表示)モードではCPUとビデオチップ(のVRAM)との間にV6367が介在し、ビデオチップはグラフィックモードで動作しCPUがテキストVRAMに書き込むとV6367がビデオチップのグラフィックVRAMに書き込むという仕組み〔この仕組みのため、ビデオチップで直接日本語を表示できるPC-9801と比べると表示やスクロールが遅かった(AX版の一太郎では高速モードと詳細モードで速度があまり変わらなかったそうである)が、それでも同程度のCPUスペックのDOS/Vよりは速かった〕である。当時はVESAがなかったとはいえ特定メーカーの製品の画面モードを採用したため、その後もP82C435の上位互換品しか使用できなかった〔競合機種の東芝J-3100(ダイナブック)の場合は、当時はビデオチップが自社製であったため、ある程度柔軟性があった〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Japanese Enhanced Graphics Adapter」の詳細全文を読む
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